2016 年 3 月 15 日、北京市海淀区の北京老年医院が約 5 カ月間の試開業を経て、正式に医 療総合楼の運営を開始した。ベッド数は、従来予定の 600 床から約 1,000 床規模となった。 主な入院者は、長期療養が必要な高齢者や自立困難な高齢者を見込んでいる。同医院では、 年内に周辺の 20 カ所の養老施設との提携を行うことを計画しており、試行拠点として「医 養結合」モデルを推進するとしている。
具体的には、毎週、同病院から提携の養老施設に専門医を派遣し、巡回診断や高齢者の 身体や疾病状況の評価を実施、各高齢者のカルテもオンラインで把握できるようにする。
また、同院は、北京市内の 12 カ所の病院と提携協定を締結しており、転院してリハビリ 治療などが受けられるようにする。こうした中期的なケアを実施することで、回復能力の 向上、病状の悪化や再入院の可能性を減少させることで、長期入院の防止、医療資源の効 率化に繋がるとしている。
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